【見解】札幌記念2020

 

こんばんは、すず競馬です。

 

今週は、私が好きな馬"ラッキーライラック"の出走する札幌記念です。

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(友達が誕生日にくれたヤツ)

 

余談はこれくらいにして…

40万勝った日本ダービー以来、月曜から予習を始めたのでなかなか自信があります。

巷では、「ラッキーライラックは危険な人気馬」「ノームコアは距離不安」などいろんな声を見かけましたが僕の見解を一頭ずつ書いていきます。

もう少し、過去レース見直しなどしたいので、最終的な見解を踏まえた印/買い目は前日の夜にでも出そうと思います。

 

【レース展開】

例年通り「ややスロー 〜 ミドル」くらいのペースになる予想。トーラスジェミニ、トーセンスーリヤ、カウディーリョ、ドレッドノータスが先団を形成し、後ろに差し馬が続く形。第一コーナーまで長いこと、何がなんでもハナにこだわる馬がほぼいないことから例年通り流れは落ち着く。

1000m通過59.7-1.00.3くらい。

 

【各馬見解】

1.ノームコア 

鞍上横山典弘騎手がこのレース使用を進言した馬。この馬は絶対に走る。近走は高速馬場のマイルで出遅れ続きも強メンバー相手に好走。高松宮記念から分かるように、この馬はズブく、追走で足を使わされるとしんどい。しかし今回はペースが落ち着き、楽に追走出来るため良い末脚が見れるはず。昔は2000mが主戦距離だったため距離延長OK。ハービンジャー産駒で香港の洋芝を経験していることも◎。

と不安要素が限りなく少ない、素直に重い印を打つべき馬。

 

2.ペルシアンナイト

個人的に今回かなり期待している馬。昨年は強メンバー相手に5着。鞍上の大野騎手も重賞では嫌われるが、近走の札幌芝1800、2000mの成績はべらぼうに良く、コース巧者となりつつある。香港の洋芝で期待を上回る走りをした点もプラス。Cコース代わりで内馬場の荒れが解消されているため、内で足を溜めれば十分馬券内は目指せる、期待値(オッズと好走率の掛け合わせ)の高い一頭。前走のダメージか、調教で状態悪そうなのが気になるため、パドック返し馬要注目。

 

3.トーセンスーリヤ

前に着けても残るどころか伸びる力のある優秀な馬。前走宝塚記念の前が苦しい展開で逃げて7着はかなりのモノ。去年秋までは差し、それから横山和騎手に乗り替わり先行馬に一変、成績からも完全に充実期を迎えている。札幌適正○、斤量も全く問題なし、鞍上も好調。人気しそうだが連系の馬券を当てに行くなら絶対に切れない一頭

 

4.ドレッドノータス

ハービンジャー産駒。昨年の京都大賞典のように、番手に着けて内をロスなく進み最後ジワジワ粘り込めれば展開的にはワンチャンスな一頭。しかし前走から5ヶ月の休み明け、調教過程からも上積みは期待できない。厩舎、助手のコメントからも勝負気配は感じられず、叩き濃厚。

 

5.ルミナスウォリアー

上がり勝負では上位勢に勝てず、テンも遅いため好意での追走は難しい。地方での経験から出足はやや改善されたかもしれないが、とにかく無事に回ってくることから、そんな一頭。

 

6.ラッキーライラック

この馬の負けパターンは大きく2つで濡れた馬場と追走バテ。前走は重馬場で先行したためその両方に引っかかる最悪のレース。逆にスローな流れで中団、後方で足を溜められれば好走が期待できる。インベタが得意で、Cコース代わりでこの枠も◎。札幌適正が不安視されるも最終追い切りでは同コースで上がり33.7秒を馬なりで記録しており、緩やかな流れからの上がり勝負が予想される今回にはもってこい。ただ前走掛かっていた部分が今回の追い切りでも見られたのが怖い。軸〜相手のラインを彷徨っている。

 

7.ブラックホール

切りたいが可能性を秘めている一頭。前走日本ダービーは前崩れの展開を拾っての7着のため、あまり参考にはできないが、力はつけてきている。馬柱を見ると北海道巧者だが相手が弱く、頭数も少ない。どう見ても末脚では上位二頭と大きな壁があるが、石川騎手は、大外ぶん回しの差し競馬以外も考えている とコメントしていたので、先行からの粘り込みを図るかもしれない。ホープフルSでは追走バテが見られたがこの舞台でどうなるかは未知の領域であるため、当日のパドック、返し馬要注目。

 

8.カウディーリョ

オッズ妙味を踏まえてギリギリ買えるかというラインだったが厩舎コメントが終わっている馬。前走の敗因は、ハイペースによる追走バテで使える脚がなかったことなので度外視したいが、それでも上積みなしには厳しいところに「十日競馬で体重14キロ減」のコメント。一瞬しか良い脚が使えないため、ゆるやかなコーナーから直線まで長い距離を勢いそのまま突き抜ける、といったように札幌で差し馬が受けられる恩恵を活かせないもマイナス。当日のパドックで元気よく立派な馬体なら再検討するかもしれないが今のところ切り筆頭。

 

9.イェッツト

条件戦上がり。前走で好走したが大野騎手はペルシアンナイトに乗り替わり。タケシ騎手も悪くないが、このレースにはイェッツトの上位互換が複数おり、鞍上云々の前に絶対的に力が足りない。今年のG3は条件戦上がりが穴を開けているが、勝ちパターンがG1馬と被っている上に、枠の利も薄いため切り。

※訂正 前走2着のため条件戦上がりじゃないです。

 

 

10.ポンデザール

取捨選択が難しい一頭。前走圧巻のレコード勝ち。1000m58秒台でペースが流れたら間違いなく終わるが今回は追えそう。先頭集団後ろに着けて長く良い脚を使えるため内枠の上位人気馬が詰まって出れないなんて状況になれば大チャンス。

 

11.アドマイヤジャスタ

函館記念勝ち馬でペース不満で力を出せる優秀な馬。ただし前走はハイペースでの前総崩れ展開があまりにもハマっていた。今回不利な大外枠、斤量3キロ増、相手強化の三重苦を乗り切れるほどの力はまだない。

 

12.トーラスジェミニ

函館記念4着。前走は前総崩れの展開で先頭から唯一掲示板まで粘り込んだ根性のある馬。今回は前走よりかなり楽な逃げなのでなんやかんや残るかも…のはずだったがまさかの大外枠でスタートで足を使ってしまう、もしくは番手での競馬が想定される。距離も1800がベストと厩舎がコメントしているため、守備範囲でしかないこの距離をこのメンバー相手に、この条件で馬券内に粘り込むのは厳しい。だが馬房で寝違えて落鉄してしまう可愛い馬なので余裕があれば馬券買いたい。

 

 

以上です。

めちゃくちゃ疲れますねこれ。笑

 

最後の方はやや適当でしたが、人気2頭に死角なしといったつまらない考察になってしまいました。

 

久々に堅いレースになりそうですが、妙味がなくとも、このブログでは"当てること"に重きを置いて予想しますので、人気馬だろうが、穴馬だろうが確実に来ると思えば重い印を打ちます!

 

ではまた明日!(か明後日)